結婚に至った経緯書のサポート事例(日本人/永住者の配偶者等)
【事例1】
ご依頼内容 | 結婚に至った経緯書の添削、その他申請全般の相談 |
申請人 | ヨーロッパ |
ご依頼人 | 日本人 |
関係 | 夫婦 |
ご相談内容 | 結婚をしたので、技術ビザから配偶者ビザに変更したい。 一応、提出書類を揃え、結婚に至った経緯も書いたが、不安が ある。申請全般の相談に乗って欲しい。 |
サポート詳細 | お話を伺ったところ、技術・人文知識ビザで2年間日本滞在中に 交際し、ビザ更新目前で、結婚を決意し、ビザ変更申請に至った とのことでした。 交際当時の状況を詳しくお聞きし、その他提出予定書類を全て 拝見しました。 申請人の経歴及び日本での在留状況、収入は特に問題がありませ んでした。交際開始から交際状況など、結婚に至った経緯も問題が ありませんでしたが、結婚してから日が浅かったので、申請人の母 国発行の結婚証明書が申請までに間に合わないという問題がありま した。これはとても問題だったので、弊所にて入国管理局に問い合 わせ確認した上で、外国機関発行の結婚証明書が提出できない理由 を詳細に記載した書面を提出することにしました(弊所添削指導)。 いただいた結婚に至った経緯書の原案は、交際状況など詳しく書 かれており、ご依頼人様の熱意がよく伝わってくる内容でした。し かし、話しがあっちこっちに行ってしまっており、時系列が分かり にくかったので、1.初めての出会い、2.交際状況、3.交際から結婚 へ、4.同居の状況、5.今後の計画、6.結語、と段落分けして記載す るようアドバイスさせていただきました。また、4と5は最初の原案 ではすっぽりと抜け落ちていました。 交際期間は1年半年ほどとある程度期間があり、交際の証拠も豊富 にありました。しかし、どれを提出すべきかを悩まれていましたので 弊所にていくつかピックアップさせていただきました。基本的には、 交際当初の写真やメールでのやりとり、もっとも印象に残っているデ ート時の写真、同居の状況がわかる写真などです。 さらに、今後の計画に関して、申請人の方が、自分でビジネスを行 いたい、という事でしたので、収入面での安定性に不安がありました ので、夫婦ともに貯金が豊富にあり、またご依頼人様が今後もしばら く仕事を続けていくので、生活に支障はない旨をしっかりと記載した 添削を行いました。 |
サポート内容 | ・電話サポート 計 4回ほど ・メールサポート 計 往復7回ほど ・結婚に至った経緯書添削 ・結婚証明書が提出できない理由書の添削 ・入国管理局への問い合わせ ・提出書類一式のチェック・記載内容のアドバイス ・追加提出書類のアドバイス |
結果 | 許可 |
【事例2】
ご依頼内容 | 申請書、質問書、結婚に至った経緯書の作成、その他申請全般の相談 |
申請人 | 東南アジア |
ご依頼人 | 韓国人(特別永住者) |
関係 | 夫婦 |
ご相談内容 | 結婚をしたので配偶者ビザで配偶者を呼びよせたい。とても自分では、 仕事の合間に書類作成できそうもないので、一式作成して欲しい。 (入管への書類提出はご依頼人様が行う。) |
サポート詳細 | どちらも初婚ということでしたが、申請人に未婚の子供2人(成人 済)がおりました。知り合ったきっかけは、知人からの紹介であり、 交際期間がほとんどなしでのご結婚という事でした。 ご依頼人様の収入は高く、問題ありませんでした。また、特別永住 者ですので、日本在留状況もちょっとのことでは問題になりません。 ただ、申請人は過去にかなりの回数来日されていましたので、このこ とは少し気がかりでしたが、意外?にも過去のパスポートすべて保管 されており確認できましたので、比較的安心して過去の来日歴は記載 できました。 交際期間というものは、紹介(ほぼお見合い)→結婚という形で始ま りましたので、無いに等しかったです。しかし、ご依頼人様や申請人の 、「結婚を決意した心境」などや、「少ない交流の中でのやり取りなど 」を詳細にヒヤリングさせて頂き、結婚に至った経緯に記載しました。 「結婚を決意した心境」というのは、案外、当人達の本音が聞ける事 であり、その人本人の考えや言葉を知る事ができるので、私は必ず伺う 事にしております。また、この時お伺いできた「結婚を決意した心境 」は、お二人の身辺状況などと併せて判断すると、信ぴょう性が高く、 本心からでたオンリーワンなお言葉と感じる事ができました。 申請後、追加書類要求が来ました。その内容は、私の代書した結婚に 至った経緯に関するものであり、紹介者のかたの過去の日本出入国歴と 経緯書に記載の出入国歴に齟齬がある、とのかなり細かい指摘でした。 この件は、私の依頼人様からのヒアリング不足が招いた結果であり ましたので、早急に事情説明書を準備し、追加提出していただきまし た。入管行政書士としてお恥ずかしい限りでした。 |
サポート内容 | ・電話サポート 計 6回程 ・メールサポート 計 往復15回程 ・結婚に至った経緯書作成 ・質問書作成 ・申請書作成 ・事情説明書作成 ・添付提出書類のアドバイス |
結果 | 許可 |
【事例3】
ご依頼内容 | 結婚に至った経緯書の添削、その他申請全般の相談 |
申請人 | 中東 |
ご依頼人 | 日本人 |
関係 | 夫婦 |
ご相談内容 | 結婚をしたので配偶者ビザで配偶者を呼びよせたい。しかし、申請人 は過去に不法滞在歴がある。一度、自分で申請し不許可になってしま った。今回の申請は、万全を期したい。 |
サポート詳細 | 一度ご自身で申請し不許可になってしまった、という事でしたので、 まずは不許可原因についてお伺いしました。その不許可原因は、ちょ っと信じられない事ですが、入管職員の案内ミスによるものでした。 詳細は伏せますが、質問書や申請書の書き方が分からなかったご依頼 人様は、その書き方について入管窓口で問いただしたそうですが、そ の時対応の職員が誤った指導を行ったとの事でした。 入管職員といえども人間ですのでミスはあります。が、非常に初歩的 なミスでしたので、ご依頼人様はひどく立腹されていました。 したがって、不許可理由はさほど問題にはならないと思いました。 (ただし、入管職員が不許可理由をすべて教えてくれたのかは分かりま せんので注意は必要です。)ですので、あとは過去の不法滞在が注意 事項となります 。 いただいた結婚経緯書は、非常に細かく詳細に書かれておりました。 なぜなら、一度目の不許可時の入管からの説明で、過去の不法滞在や結 婚に至った経緯をもっと詳細に記載して欲しい、と言われたそうです。 結婚経緯書を詳細に記載するのは、概ね良い事ですが、過去に不法 滞在していると注意を要します。過去に申請人が不法滞在で入管に出頭 した際に供述した内容と今回の経緯書の記載内容に齟齬があることが多 く、また、そういった齟齬は、不許可理由の一つとなりえるからです。 したがって、弊所の添削としては、過去の不法滞在の事がかなり詳細 に記載されすぎていましたので、詳細なヒアリングを行い、記憶があい まいな部分など大幅に削除させていただきました。 また、ご依頼人様は交際期間が短い(6ヶ月くらい)であることを気 にされていましたが、「十分です。」とアドバイスしました。実際、 交際のエピソードは十分すぎるくらいお持ちでした。交際の証拠となる 写真も豊富でした。他にも提出すると有利なものはありますか?とご 質問がありましたので、ご依頼人様は申請人母国語を勉強しておられま したので、その勉強した内容が分かる資料などが良いですとお伝えし ました。 ご依頼人様の年収はとても高く良かったのですが、諸事情により休職 中でしたので不安要素でした。しかし、一応、復職予定でしたので、そ の事を経緯書に追記していただきました。案の定、入管からは追加提出 書類として、「復職証明書」を要求してきました。 不法滞在による出国から、もう十数年が経過しており、交際状況も問 題ありませんでしたので、過去の日本在留状況のみ注意すれば問題ない 案件かと思いました。 入管も案内ミスを暗に認めた?のか、再申請後1ヶ月(追加提出要求 有り)での許可となりました。ご依頼人様、大喜びでした。 |
サポート内容 | ・電話サポート 計 5回程 ・メールサポート 計 往復7回程 ・結婚に至った経緯書の添削 ・提出書類一式のチェック ・記載内容のアドバイス ・添付提出書類のアドバイス |
結果 | 許可 |